Laravel9のリリース日が2022年2月に延期

元々2021年9月に予定されていたLaravel9のリリース日が2022年2月まで延期されることとなりました。

この記事ではLaravel9のリリース日が延期されることとなった背景や今後のリリーススケジュールについて解説していきます。

  1. Laravel9のリリース日
  2. Laravel9のリリース日延期の背景
  3. 今後のリリーススケジュール

この記事は以下の公式ドキュメント・ブログをもとにしています。

Laravel9のリリース日

冒頭でもお伝えしましたが、Laravel9のリリースは元々2021年9月に予定されていましたが2022年2月まで延期されることになりました。

Laravelはセマンティックバージョニング採用後、1年に2回のペースでメジャーバージョンをリリースしていました。

しかし2021年1月にメジャーバージョンのリリース間隔を年に1度にすることを以下のブログで発表しています。

この変更によってLaravel8がリリースされた2020年9月8日の1年後にあたる2021年9月にLaravel9がリリースされる予定でした。

Laravel9リリース日延期の背景

ではなぜ今回Laravel9のリリース日が2022年2月まで延期されることになったのかというと、Symfony6.0のリリース日(2021年11月)が関係しています。

Laravelは機能を提供するためにコミュニティによって開発された様々なパッケージに加えてSymfonyに依存しています。

そのためLaravel9のリリース日をSymfony6.0のリリース日の2ヶ月後とすることで、2022年9月まで待たずにSymfony6.0の機能をLaravelに取り入れることができます。

今後のリリーススケジュール

Laravelの今後のリリーススケジュールは以下のようになっています。

バージョン リリース日 LTS?
9 2022年2月8日
10 2023年2月7日 x

Symfonyは以下の記事で説明されているように5月と9月に新マイナーバージョン、2年毎(3.0~5.0は9月)に新メジャーバージョンをリリースしています。

今後はSymfonyのリリース後に新メジャーバージョンをリリースすることで、より早いサイクルでSymfonyの新バージョンをLaravelに取り入れていくようです。

まとめ

この記事では

  1. Laravel9のリリース日
  2. Laravel9のリリース日延期の背景
  3. 今後のリリーススケジュール

について解説してきました。

Laravel9のリリース日は2022年2月まで延期され、今後はSymfonyの新機能を早いサイクルでLaravelに取り入れていくため、Symfonyの新バージョンリリースに合わせ毎年2月を新メジャーバージョンのリリース日としていくようです。

Laravel9のリリース日が延期になってしまったのは少し残念ですが、今後はSymfonyの新機能を取り入れたよりパワフルなLaravelのリリースに期待していきたいですね!